2018年10月26日金曜日

【施工は清水建設、来秋開業めざす】三井不、神宮外苑ホテル計画(東京都新宿区)の概要公表

 三井不動産は、東京都新宿区で建設している延べ約1・6万平方メートル規模のホテルの概要を公表した。

 設計は日建設計と清水建設が担当。既に清水建設の施工で着工済み。「三井ガーデンホテルズ」のプレミアクラスの施設として、19年秋の開業を目指している。

 計画名称は「(仮称)神宮外苑ホテル計画」。三井不が土地を賃借してホテルを建築し、竣工後に三井不動産ホテルマネジメント(東京都中央区、足立充社長)が運営する。

 建設地はJR千駄ケ谷駅と信濃町駅のほぼ中間に位置する東京都新宿区霞ケ丘町5の1(敷地面積4330平方メートル)。都営地下鉄大江戸線国立競技場駅から徒歩1分圏内で交通利便性に優れる。建物はS・RC造13階建て延べ1万5878平方メートルの規模。客室数は約360室。外観は周辺の建物と調和するアースカラーを基調とする計画だ。

 1階に飲食店を設ける。宿泊者に非日常的な体験を提供する仕掛けとして、テナント区画に、暗闇の中で視覚障害者の案内のもと、さまざまな体験を行うイベント開催施設「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が出店する予定。ホテルの付加価値向上をねらう。

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