◇多岐に渡る活動を分かりやすく◇
転職サイトで探した建設業振興基金(振興基金)に入って4年目。CPD(継続教育制度)や人材育成、経営改善などの担当を経て、7月から企画広報部に配属された。
大学の工学部を出て、食品メーカーの営業や大学医学部の実験助手として働いた後に財団勤務。「興味を持ったことにはまずやってみようと思うタイプ」と、どの職業も持ち前のバイタリティーで選んできた。高知県で建設会社を営む父親の影響もあって、建設業界は「国が発展するのになくてはならない」と以前から関心があった。
メイン業務の社内システム管理を担当するかたわら、機関誌『建設しんこう』の編集にも携わり、原稿チェックなどを手掛けている。
広報は多岐にわたる振興基金の活動を業界に知ってもらうための大事な仕事だ。その一環でホームページの見直しにも取り組んでいる。「組織内にある情報をいかに分かりやすく伝えるかが問われる」と、まずは各部署が持つ情報の収集作業から始めている。
多くの業務を抱え、息つく暇もないほど忙しい時でも「まずは深呼吸をしよう」と、同じ部署の先輩と言い合っているとか。
まとまった休みが取れれば実家に帰ってのんびり過ごす。長くなった東京暮らしで気付かなかった郷里の人たちの「明るい人柄」に触れながら、仕事への英気を養うという。
(かじわら・まお)
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