2018年10月10日水曜日

【提携紙ピックアップ】セイ・ズン(越)/暑中コンクリートで共同研究

ハノイ市の国立土木工学大学(NUCE)で9月25日、日本学術振興会の拠点形成事業の一つ、熱帯地域のコンクリート構造物に関する研究の国際ワークショップが開かれた。

 事業名は「アジア域の風土に適合した暑中コンクリートの設計・施工標準の策定に向けた研究拠点」で、埼玉大学とタイ、スリランカの大学との4カ国共同研究。アジア熱帯地域の気候や風土に合わせ、気温が高い状態で施工するコンクリートの設計・施工方法などを研究している。

 ワークショップにはNUCEのファム・ドゥイ・ホア学長やレ・クアン・フン建設副大臣らが出席。2日間にわたって約30件の発表が行われた。ベトナムでは適用が進んでいない超高性能コンクリートなどについての知見が披露された。

セイ・ズン、9月27日)

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