2018年10月31日水曜日

【秋の皇居周回コースを200人が疾走】SKOTT駅伝大会、トルネード鹿島が優勝奪還!!

 ゼネコン大手5社(清水建設、鹿島、大林組、大成建設、竹中工務店)の有志による第40回駅伝大会が27日、東京都千代田区の皇居周回コースで開かれた。

 5社の頭文字をとった「SKOTT駅伝大会」の名称で、1周5キロのコースを1人1周し、計3周(15キロ)のタイムを競った結果、昨年10連覇を逃した鹿島が再び栄冠をもぎ取った。

 平成最後となった大会に参加したのは73チーム(1チーム3人編成)の約200人。日ごろ鍛えた健脚を競いながら、秋の皇居を駆け抜けた。

 開会式では、幹事を務めた竹中工務店の梅林一貴大会委員長が「雨もやみ、良い天気に恵まれた。体調管理に気を付けて大会に臨んでほしい」とあいさつした。

 レースは午前9時10分に桜田門時計台前をスタート。1周目は「ラニーニャSHIMIZU」(清水建設)が圧倒的な走りで第2走者にたすきをつないだが、500メートル地点で「トルネード鹿島」(鹿島)が逆転。そのまま3周目もリードを保ってゴール前2キロを独走し、51分50秒のタイムで鹿島としては2年ぶりの優勝に返り咲いた。

 トルネード鹿島の第1走者を務めた郡司岳人選手(29)は「去年鹿島の連勝が途絶えた悔しさがあった。思うように練習時間をとれなかったが、結果的に良い走りができた」と話した。

 第2走者の小田切芳春選手(41)は「郡司選手がトップから8秒差くらいでたすきをつないでくれたので、逆転に持ち込めた」、第3走者の山下善幸選手(51)は「後ろの状況が分からない中で必死に走った。来年は若手にバトンタッチし、優勝してもらいたい」と首位奪還にそれぞれ笑顔を見せた。

 鹿島全体のキャプテンで「トルネードB」の第2走者を務めた平山真路選手(34)は「鹿島の底力を見せることができた。去年は9連勝で止まってしまったが、今年からの10連勝へ向けて新たなスタートを切る」と決意を見せた。

優勝したトルネード鹿島の選手とチーム関係者
2位以下の入賞チームとタイムは次の通り。

 ▽2位=トルネードB(鹿島、54分43秒)▽3位=ラニーニャSHIMIZU(清水建設、55分43秒)▽4位=レモネード鹿島C(鹿島、56分58秒)▽5位=HOC-A(大成建設、57分34秒)▽6位=神田錦ラン(大林組、57分39秒)▽7位=よせて!あげて!(大林組、58分10秒)▽8位=TAKERUNNER17(竹中工務店、60分44秒)▽9位=タイフーン3号(鹿島、62分04秒)▽10位=やまぴー(清水建設、62分49秒)。

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