土木技術者女性の会中部支部(前川利枝支部長)と愛知県大府市、愛知工業大学は6日、大府市のDAIWA防災学習センターで「土木女子(ドボジョ)といっしょに防災について考えよう」を開催した=写真。小・中学生22人と保護者が参加。地震や水害など自然災害に対する事前の備えの大切さや土木の仕事などを学んだ。
理工系分野に興味・関心を持ってもらうため、内閣府などが主催する「夏のリコチャレ2022(理工チャレンジ)~理工系のお仕事体感しよう~」の登録イベントの一環として開いた。冒頭、青木治子副支部長が「土木は道路や橋、港の整備など、みんなが安全に暮らせるよう環境を整える仕事をしています」と話し、土木の仕事は現場作業だけでなく計画から設計、施工、維持管理まで幅広いことを説明。土木技術者女性の会は、土木が好きな人を増やす活動を行っているとした。
イベントでは、冠水時に自動車のドアが開けにくくなることや、ボールプールを使った冠水道路歩行体験、家具を固定した場合としていない場合の振動実験を実施。愛知工業大学工学部土木工学科の鈴木森晶教授は、ペーパークラフトを使って建物の耐震性を分かりやすく説明。子どもたちは紙で簡易な建物模型を作り、筋交いがある場合とない場合で建物の揺れの違いを学んだ。中部支部の担当者は、液状化の簡易な実験を行うとともにハザードマップの使い方を説明し「日常から避難場所の位置や避難ルートについて考えてほしい」と話した。
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