2022年8月1日月曜日

東工大/付属高校を大岡山(東京都目黒区)へ移転、延べ1・5万米

 東京工業大学は7月29日、東京都目黒区の大岡山キャンパスに移転を予定する付属科学技術高校の整備スケジュールを明らかにした。大岡山キャンパス内にある既存施設の解体工事を含め、新校舎の新築工事を2023年10月ころに着工する。延べ床面積は約1・5万平方メートルを想定。25年度中に竣工し、既存校舎がある港区・田町キャンパスからの移転作業を経て26年4月の開校を目指す。
 新校舎の計画地は大岡山2の12の1(大岡山キャンパス内)。S一部RC造5階建て延べ約1万5000平方メートルの規模を見込む。基本・実施設計は石本建築事務所が担当。施工者は未定となっている。
 移転を契機に東京工業大は科学技術高校を「新時代の科学技術教育の在り方を提案」するとしている。大学との連携を深化させ、生徒が教員や学生と交流する機会を増やす。大学の研究室や研究施設へのアクセスも格段に向上し、今後は国際感覚を持った科学技術のリーダー育成に注力する考えだ。
 科学技術高校の移転後は、定期借地権を設定した跡地にNTT都市開発と鹿島、JR東日本、東急不動産の4社グループが2棟総延べ約25万平方メートル規模の複合施設を再開発する予定。30年6月ころの供用開始、32年4月ころの工事完了を目指す。定期借地権の期間は26年から75年間を見込む。



source https://www.decn.co.jp/?p=144927

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