JR東日本秋田支社は、東北・北陸地方で発生した豪雨災害で甚大な被害を受けた在来各線の被害状況をまとめた。路盤流出などが発生し、運転を見合わせている奥羽本線(鷹ノ巣駅~大館駅間)は近く復旧工事に着手。運転再開までに約2カ月を要する見通しだ。五能線(岩館駅~鰺ケ沢駅間)など2路線は被害規模が大きく、復旧の見通しは立っていない。
秋田支社が25日に被害状況を公表した。奥羽本線は土砂流入2カ所、盛り土・道床流出4カ所を含め計20カ所で被害が発生。路盤の流出規模は最大で幅約50メートル、高さ8メートル(土量約2500立方メートル)に上る。復旧工事の完了時期は10月末~11月を見込んでいるが、同支社は「早期の運転再開を目指す」とコメントしている。
五能線の被害は土砂流入39カ所、盛り土・道床流出13カ所、橋梁変状4カ所などを合わせて約70カ所。花輪線(鹿角花輪駅~大館駅間)は54カ所。両線とも被害状況の把握に努め、早期復旧を目指している。
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