大林組はオーストラリアの大手不動産会社Dexusがシドニー市で計画する木造ハイブリッド構造で世界最高高さ182メートルの超高層ビルの建設工事を受注した。RC・S・W造39階建て延べ約7万5000平方メートルの規模。7階から上階以上が鉄骨とCLT(直交集成板)を採用した木造ハイブリッド構造となる。同国の建設会社Built(シドニー市)とのJVで建設する。受注金額は非公表。2026年の完成を目指す。
工事名称は「アトラシアン・セントラル新築工事」。シドニー市のイノベーションと技術の街区(Tech Central)の象徴となる超高層の複合施設を建設する。高層部にオフィス、低層部に宿泊・店舗施設を配置する。設計者はSHoP Architects(米国)、BVN Architecture(豪州)ほか。敷地面積は約3500平方メートル。工期は8月~26年。
設計段階では、米グリーンビルディング協議会の環境認証制度「LEED」や、健康建築性能評価制度「WELL」などグリーンビルディング認証で最高レベルの認証取得を目指す。建設中に排出される二酸化炭素(CO2)は通常の50%以下に抑制することを目標にしている。
完成後、建物の全てのエネルギーを再生可能エネルギーで賄う予定だ。
source https://www.decn.co.jp/?p=145460
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