大阪市は、大阪・ミナミの玄関口、南海なんば駅前(中央区)の空間再編プランをまとめた。駅の北側に駅前広場を整備するなど車中心から人中心の空間に変え、市の新たなシンボルにする。2022年度内に着工し、25年に開かれる大阪・関西万博までの全体完成を目指す。
広場の整備は、大阪市と南海電気鉄道が共同で取り組む。高島屋大阪店となんばマルイに挟まれたエリアは車道をなくし、滞留スペースとして休憩用のベンチやテーブルを置き、カフェなどを設けて憩いとにぎわいの場にする。新たな照明も設置する予定。タクシー乗り場は周辺の道路に移設する。
東側のなんさん通りについては、歩道を拡幅して歩きやすくする。乗用車の通行は禁止とし、午前1時から9時まで貨物車両が通行できる。無電柱化も検討する。
再編後は、行政と役割分担しながら民間のエリアマネジメント組織が管理・運営を担い、隣接する御堂筋と同様に「歩行者利便増進道路(ほこみち)」の指定を検討する。
設計はEーDESIGN・中央復建コンサルタンツ・LEM空間工房JVが担当し、大林道路が施工を担当する予定。
source https://www.decn.co.jp/?p=144961
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