2022年8月10日水曜日

大阪府枚方市の光善寺駅西地区再開発組合/解体工事に着手、府が権利変換計画認可

 大阪府枚方市の光善寺駅西地区市街地再開発組合が計画している「光善寺駅西地区第一種市街地再開発事業」の権利変換計画が府から認可され、既存建物の解体が今月から始まった。商業棟と住宅棟を合わせた再開発ビルの規模は2万6000平方メートルを想定。商業棟から建設し、最後の駅前広場が完成するのは2028年度を予定する。施工は特定業務代行者のフジタが担当する。
 施行区域は連続立体交差事業が進められている京阪本線「光善寺駅」の西側約1・4メートル(枚方市北中振3丁目)。高架化する駅沿いに約2500平方メートルの駅前広場、広場西側の1街区に商業・業務機能、隣接する2街区に住宅棟の建設を計画し、新たなにぎわいを創出する。
 区域北側に都市計画道路北中振線(幅員17メートル×延長約190メートル)を整備し、幅員5~9メートルの区画街路も設ける。
 再開発ビルの規模は1街区の商業棟がS一部RC造地下1階地上3階建て延べ約5360平方メートル、2街区の住宅棟がRC一部S造26階建て延べ約2万0460平方メートル。低層部に商業施設が入り、駐輪場(S造平屋110平方メートル)も設置する予定。
 工事は1街区の既存建物を解体後、11月ごろから商業棟の建設を始める。商業棟が完成した後、23年12月ごろから2街区で解体を進め、住宅棟を建てる。26年度末ごろに完成し、最後に駅前広場の整備を進める予定だ。事業期間は28年度末まで。
 参加組合員として大京が参画し、コンサルタントはユーデーコンサルタンツが担当する。



source https://www.decn.co.jp/?p=145225

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