2025年日本国際博覧会協会は大阪市此花区夢洲で開催する同博覧会(大阪・関西万博)のパビリオンワールド(PW)施設整備事業3件について、「PW南東工区」は193億6000万円(税抜き、評価値0・6198)の清水建設・東急建設・村本建設・青木あすなろ建設JV、「PW北東工区」は166億8000万円(同、0・6865)の大林組・大鉄工業・TSUCHIYA・安井建築設計事務所JV、「PW西工区」は175億5500万円(同、0・6636)の竹中工務店・南海辰村建設・竹中土木・昭和設計JVに決めた。簡易型総合評価方式一般競争入札を7月4日に開札した。
同協会は3件の入札結果を7月29日に公表した。いずれも工事監理・撤去工事を含む実施設計・施工一括(DB)方式を採用し、会場中央の展示施設などが集積するPWの整備を行う。シンボル施設「大屋根(リング)」の建築面積は約6万平方メートルで、世界最大級の木造建築物になるという。パビリオンのうちタイプBは協会が建設し出展者が展示空間を作る施設で、タイプCは協会建設施設に複数の出展者が展示空間を設ける。
3件の概要は次の通り。▽工区名=〈1〉概要〈2〉契約期間〈3〉予定価格(税抜き)。
▽PW南東工区=管理施設、供給処理施設など21棟(延べ約4万9000平方メートル)、大屋根(水中部含む、周長約640メートル)〈2〉7月~27年2月〈3〉198億0190万2000円
▽PW北東工区=〈1〉パビリオンタイプB・C、ゲート施設など23棟(延べ約5万平方メートル)、大屋根(周長約640メートル)〈2〉7月~27年2月〈3〉180億6437万9000円
▽PW西工区=〈1〉パビリオンタイプB・C、供給処理施設など26棟(延べ約4万6000平方メートル)、大屋根(周長約640メートル)〈2〉7月~27年2月〈3〉175億5708万8000円。
source https://www.decn.co.jp/?p=144934
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