東京都葛飾区の新小岩駅南口地区再開発準備組合が計画するプロジェクトの総事業費が、417億3000万円になることが明らかになった。うち工事費は293億6200万円となる。JR新小岩駅の南口に住宅や商業施設、オフィスなどが入る総延べ約7・8万平方メートルの施設群を整備する。7月に本組合の設立認可を申請しており、10月ころにも都から認可を受ける見通しだ。2025年2月に建設工事に着手し、30年3月の全体竣工を目指す。
計画地は新小岩駅南口に隣接する新小岩1(区域面積約1・5ヘクタール)。駅前広場を含む一帯をA、Bの2街区に分けて開発する。駅に隣接するA街区(敷地面積1200平方メートル)には、S一部SRC造地下1階地上9階建て延べ5910平方メートルと、S一部SRC造地下1階地上12階建て延べ1880平方メートルの2棟のビルを整備する。いずれも店舗やオフィスの機能を入れる。26年7月の竣工を目指す。
B街区(4440平方メートル)は、27年1月から建設に着手する。ビルはRC一部S造地下2階地上39階建て延べ7万0180平方メートルの規模。高さは約160メートル。店舗やオフィスを1~4階、7~39階には549戸の住宅を設ける。既存の駅前広場と一体になる約1400平方メートルの広場も整備する。
準備組合には事業協力者として三井不動産レジデンシャルと首都圏不燃建築公社が参画している。日本設計がコンサルタントを務める。
source https://www.decn.co.jp/?p=144991
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