土木学会(上田多門会長)は3年ぶりに対面形式で開く2022年度全国大会のプログラムを決定した。日程は9月12~16日の5日間、開催地は京都市。大会テーマは「『文明化された社会』をこえて-土木學のめざすもの」。同14日夕に行う上田会長の基調講演では、世界で通用する多様な技術者や研究者を育成していく観点からメッセージを発信。海外が受け入れるような日本発の魅力的な土木プロジェクトの創成も提唱する予定だ。
大会実行委員長を務める三村衛京都大学大学院工学研究科教授が大会特設サイト(https://zenkokutaikai.jsce.or.jp/2022/)を通じ報告。気候変動や人口の増加・減少、コロナ禍、技術革新といった世界共通の課題や潮流を挙げ「世界規模の視点で取り組まなければならない課題。『土木學』の発展と社会への貢献が期待されている」とのメッセージを寄せた。
会場は京都市左京区にある京都国際会館と京都大学吉田南キャンパス。12~13日の研究討論会はオンラインで配信し、15~16日の年次学術講演会は京都大学吉田南キャンパスで開く。
上田会長の基調講演は14日午後5時15分から京都国際会館で「グローバルな課題・視点と土木技術・技術者」をテーマに行う。これから国際人材として活躍するために何が必要になるのか、国内外のあらゆる技術者や研究者に向けメッセージを発信する。
source https://www.decn.co.jp/?p=145360
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