2022年6月2日木曜日

EE東北22が仙台市で開幕/過去最多1040の新技術・新工法集結

 東北地方最大の建設技術展「建設技術公開EE東北22」が1日、仙台市宮城野区のみやぎ産業交流センター(夢メッセみやぎ)で開幕した。358の企業や団体が出展し、「維持管理・予防保全」など過去最多の1040技術を展示する。31回目となる今回は、インフラDXを体験できる展示を設けるなど新技術を生かした生産性向上に向けての機運を高めた。会期は2日まで。
 主催は東北地方整備局や建設関係団体など官民19団体でつくる「EE東北実行委員会」。今大会のテーマは「最新の建設技術を大公開!!広げよう新技術 つなげよう未来へ」。1日の開会式では実行委員会委員長を務める東北整備局の中平善伸企画部長が開会を宣言。続いて東北整備局の稲田雅裕局長が「全国有数の技術展示会。多数の皆さんに最新技術を見て、触れてもらうことで、各現場で展開されることを期待している」とあいさつした。
 この後、実行委員会を代表して稲田局長や岩見吉輝総合政策局公共事業企画調整課長、日本建設業連合会(日建連)東北支部の森田康夫支部長、東北建設業協会連合会(東北建協連)の千葉嘉春会長ら15人によるテープカットも行われ、技術の祭典が盛大に開幕した。
 今大会の出展者数と展示技術数の内訳をあらかじめ設定した四つの技術テーマ別にみると、▽設計・施工(出展者数134者、出展技術数402技術)▽維持管理・予防保全(134者、369技術)▽防災・安全(65者、192技術)▽その他(25者、77技術)-となっている。
 建設現場の生産性向上施策として5G関連技術やVR(仮想現実)体験ができる特設コーナーのほか、3D測量やICT建機のデモンストレーションができる体験広場を今回新たに設けた。
 来場者数は事前登録5500人をはじめ2日間で約1万人程度を見込み、東北地域の高校生・大学生1300人も招待した。



source https://www.decn.co.jp/?p=143132

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