2023年3月8日水曜日

博多の森土地区画整理(福岡市博多区)、4月にも本組合設立/準備組合

 福岡市博多の森土地区画整理準備組合(曽根崎淳代表)は、同市博多区で計画している「博多の森土地区画整理事業」の本組合設立認可と事業認可を市に申請している。認可が得られれば4月にも本組合を設立し事業に着手する。2024年夏ごろに造成工事に着手、28年の事業完了を目指す。事業協力者としてURリンケージと松尾建設が参画している。
 施行区域は博多区青木2丁目と空港前5丁目の各一部の約16・3ヘクタールで、福岡空港の東約1キロにある。地区の西側に市道席田浦田線が通り、北側は物流施設、南側は東平尾公園、東側は志免町との境で住宅地と接しており、大部分が山林。準備組合には地権者89人が参加している。
 施行後の面積は公共用地が3万0450平方メートル、宅地が5万7692平方メートル、保留地が7万5178平方メートル。公共保留地合算減歩率は63・0%。
 西側の道路に接する部分に調整池と公園の水辺・交流ゾーン約2ヘクタールと、まちづくりを象徴するにぎわいと落ち着きを兼ねたエントランスゾーン約1ヘクタールを設定。中央部には施設誘致ゾーン約2ヘクタールを設け、東平尾公園と接続する南側は緑の保全・再生ゾーン約4ヘクタールとして東平尾公園との歩行者道路を整備する。残る約7ヘクタールは一戸建て低層住宅を中心とした住宅ゾーンとして整備する。
 施設誘致ゾーンと西側のエントランスゾーン、北側の住宅ゾーンの一部約2・5ヘクタールは賃貸または売却により、企業を誘致する。
 市街化区域で用途地域は第1種住居地域となっており、建ぺい率60%、容積率200%。計画世帯数は300世帯、計画人口は約800人を想定している。
 概算事業費は非公表。16日まで事業計画案の縦覧を行っている。



source https://www.decn.co.jp/?p=150839

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