2023年6月7日水曜日

三田五丁目西地区再開発(東京都港区)/8月にも都計決定、25年度着工めざす

東京・港区は「三田五丁目西地区第一種市街地再開発事業」に関連し、同地区の都市計画案をまとめた。区域はA、B両ゾーンに分かれ、西側のAゾーンの容積率は最大750%に設定。高さの最高限度は160メートルとし、超高層建築物の整備を可能にする。8月上旬の都市計画審議会に諮った上で決定(区決定)する予定だ。再開発準備組合は2024年度の本組合設立を計画。25年度の権利変換計画認可と着工、29年度の竣工を目指している。
港区が6日に都市計画案の縦覧を開始した。意見は所定の様式で、20日まで都市計画課への持参か郵送で受け付ける。
計画地は三田5(施行区域面積約1・3ヘクタール)。東京メトロ・都営地下鉄白金高輪駅の北東に位置する。都市計画案によると区域はAゾーン(約0・4ヘクタール)とBゾーン(約0・9ヘクタール)に分かれ、Aゾーンの高層棟とBゾーンの低層棟を一体的に整備する。
東側のBゾーンの容積率は最大600%にし、高さの最高限度は40メートルに設定する。高層棟と低層棟を合わせた再開発ビル全体は延べ7万5000平方メートルの規模で、用途は▽住宅▽事務所▽店舗▽工場▽駐車場-の五つとする。
準備組合には事業協力者として住友不動産が参画。INA新建築研究所がコンサルタントを務めている。


source https://www.decn.co.jp/

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