2023年6月9日金曜日

関電工/使い捨て傘対策プロジェクトに参画、オリジナル傘利用で廃棄ゼロに

関電工は、傘の廃棄をなくすプロジェクトに参画した。Nature Innovation Group(ネイチャー・イノベーション・グループ、東京都渋谷区、丸川照司社長)が展開する傘のシェアリングサービス「アイカサ」のパートナー企業となった。オリジナル傘の利用促進などを通じて、傘の廃棄ゼロを目指す。
ネイチャー・イノベーション・グループは8日、東京都千代田区の神田明神ホールで2022年度から同社が取り組む「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」の進捗(しんちょく)を報告する発表会を開いた。「アイカサ」はオリジナル傘を24時間110円、1カ月280円でレンタルできるサービス。プロジェクトの推進により、現時点で全国の約400駅にアイカサを設置している。パートナー企業は社内にアイカサスポットを設置し、社員は無料で利用できる。
発表会に登壇した関電工コーポレート本部経営企画ユニット経営企画部部長兼ESG推進担当の古屋正氏は「『100年続く雨の日のインフラを』というプロジェクト理念に、同じインフラ企業として賛同した。従来の事業にサステナビリティといった文脈を加えて、新しい形で社会に貢献する企業になりたい」と参画への思いを語った。丸川社長は「ビニール傘を捨てるには手間もかかるし罪悪感もある。このような消費を続けていいのか、という課題にチャレンジしていきたい」と力を込めた。
発表会には清掃会社社員としても働くお笑い芸人・マシンガンズの滝沢秀一さんも登壇した。各自治体が定めるルールに従ってビニール傘の適切な処分を実演し、持ちネタ「マックスめんどくせえ!」を披露した。

プロジェクトに参画する各企業の代表者がオリジナル傘を披露した。左から2人目は関電工の古屋氏

source https://www.decn.co.jp/

0 comments :

コメントを投稿