「地下神殿、頑張れ~」「これ思いついた人、マジ神」「おかげさまで昔より水害かなり減った印象があります」。先週末の大雨時に首都圏外郭放水路(埼玉県春日部市)が活躍する姿を見た人たちのコメントだ▼国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所が、貯留施設に水が流れ込む様子をSNS(インターネット交流サイト)のツイッターで投稿。8日午前までに閲覧数が270万回を超え、感謝の声も多数寄せられた▼台風2号と梅雨前線による今回の大雨では、各地で浸水や土砂災害が相次いだ。だが、雨水貯留施設の設置や中小河川の河道掘削などの地道な取り組みが、見えない所で被害拡大の抑止に役立っている▼同事務所の投稿には「これを超える想定外も来るんだろうな…」との声も。防災力を高めるには継続的なハード整備と同時に、市民が過信せず日頃の備えや適切な避難行動をとることが大事▼ここ数日も前線と低気圧による大雨が幅広い地域で予想されている。地域を守る行政や建設業界関係者にとっては緊張の高まる状況が続く。施設はもちろんのこと、人が支えている姿をしっかりと報じていきたい。 source https://www.decn.co.jp/
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