日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)の親子現場見学会は、これまで「けんせつ小町活躍現場見学会」として女性が主体的に活躍する現場を公開してきた。過去2年は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し中止。今年から名称を「けんせつ探検隊」に改め、男の子の参加も積極的に募っている。これまでと同じく国土交通省が後援する。=1面参照
今年1回目の見学会は22日、埼玉県三郷市で施工している「三郷北部地区土地区画整理事業宅地造成工事」(発注者=三郷北部地区土地区画整理組合)の現場で開いた。常磐自動車道三郷ICの近くで工業・流通系企業を誘致するための造成工事。小中学生6人(小学生3人、中学生3人)と保護者が参加した。6組の親子は施工を担う竹中土木の石川雅康作業所長ら同社社員の案内を受け、現場を見て回ったりバックホウの運転などを体験したりした。
参加者の中で建設会社に勤める濱田和徳さんは、建設専門紙で今回の見学会があることを知り娘の里紗さん(小学6年生)と一緒に参加。里紗さんは現場や実際に動く建設機械を目の当たりにして「参加前に比べると(建設機械の役割などが)分かった」と感想を述べた。
石川所長は締めくくりのあいさつで小中学生に対し「建設の仕事は私たちの生活を便利にするもの。将来、なりたい職業を考えるときに頭の片隅にでも建設業があることを思い出してほしい」と呼び掛けた。
見学会は小中学生の夏休み期間の22日から8月25日にかけて全国14の現場で実施する。
10月1日と29日には特別版のDXシリーズとして、先端技術を活用した高速道路や建築工事の現場を別途公開する。
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