四国地方整備局土佐国道事務所が延伸事業中の高知東部自動車道の南国安芸道路で22日夜、橋梁架設工事が行われた。高知県香南市野市町東野の国道55号をまたぐ「のいち国道橋」の上部工事で、四国最大級となる550トンつりオールテレーンクレーンを投入。長さ53・5メートル、幅1・2メートル、重さ約75トンの橋桁2本を設置した。
2025年春ころの開通を目指す高知龍馬空港IC(高知県南国市)~香南のいちIC(香南市)間3・5キロを結ぶ工事の一環。橋梁形式は鋼単純剛性細幅箱桁橋。アルス製作所(徳島県小松島市、坂本孝社長)が施工を担当し、作業は午後10時~午前5時の間、国道を通行止めして行った。
四国8の字ネットワークの一部を形成する南国安芸道路は、高知龍馬空港IC~安芸西IC(仮称、高知県安芸市)間の21キロ。平時には地域の経済活動を支援し、南海トラフ巨大地震などの災害時には救急救命活動を支える「命の道」としての機能を担う。これまでに香南のいちIC~芸西西IC(高知県芸西村)間の9キロが開通している。
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