中央日本土地建物と京阪ホールディングス(HD)が、大阪市中央区で計画する「淀屋橋駅東地区都市再生事業」の建設工事に着手した。オフィスや商業施設が入る延べ約7・3万平方メートルの超高層ビルを建設する。設計・施工は竹中工務店。2025年5月の竣工を目指す。
計画地は北浜3の1の1ほか(敷地面積3940平方メートル)。大阪メトロ・京阪電気鉄道淀屋橋駅に近接する。敷地北側の中央日土地の「日土地淀屋橋ビル」と、南側に京阪HDが所有する「京阪御堂筋ビル」の敷地を一体化し、共同で建て替える。
新たなビルはS一部SRC・RC造地下3階地上31階建て延べ7万2850平方メートルの規模となる。高さは約150メートルで周辺で最も高いビルになる。オフィスを中心に低層部に商業施設を配置。最上階には周辺を一望できる展望テラスを整備する。地下1階で淀屋橋駅と直結し、回遊性を高める。
昨年12月に国土交通省の「サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」に採択された。建物の省エネルギー化に向けて、断熱性を高める高性能外皮や調光を制御する昼光センサーを採用。排熱を利用するコージェネレーションシステムも導入する。
source https://www.decn.co.jp/?p=144323
0 comments :
コメントを投稿