2022年7月1日金曜日

住友生命・福岡地所/天神のビル共同建替、延べ4・2万平米・25年5月完成へ

 住友生命保険と福岡地所(福岡市博多区)は、福岡市中央区天神で計画するビル共同建て替えプロジェクト「(仮称)住友生命福岡ビル・西通りビジネスセンター建替計画」の概要を発表した。事務所や店舗、駐車場で構成し、規模は地下2階地上24階建て塔屋2階延べ約4万2000平方メートル。設計は日建設計と竹中工務店が担当。施工も竹中工務店が担当する予定。2025年5月の完成を目指す。
 建設地は天神2の148ほか(敷地面積約2820平方メートル)。「天神二丁目南ブロック明治通り沿道地区」として地区計画が決定されている。既存ビルの解体工事は竹中工務店で進めている。工事期間は12月末まで。
 新たなビルの建築面積は約1890平方メートル、建物高さは約113メートル。市が進める「感染症対応シティ」などの取り組みを実施することで市のビル建て替え誘導プロジェクト「天神ビッグバン」の容積率緩和措置(天神ビッグバンボーナス)の適用を受ける。
 感染症対応シティの取り組みでは基準階の事務室から直接出入りできるバルコニー、先行予約システムによる非接触エレベーター呼び出しなどを導入。魅力あるデザイン性に優れたビルとして屈曲した道路の正面にはテナントが自由に使えるバルコニーを各フロアに設ける。
 地下広場のベンチや仕上げ材には木材製品を取り入れ、敷地の東側には大きなピロティ空間、西側には大きな庇(ひさし)がある広場空間を設ける。



source https://www.decn.co.jp/?p=144002

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