2022年7月11日月曜日

建設技研インターナショナルら4者JV/フィリピンの湖畔道路詳細設計を受注

 建設技研インターナショナル・オリエンタルコンサルタンツグローバル・大日本コンサルタント・長大JVが、フィリピン・ラグナ湖で計画されている総延長約37・8キロの道路詳細設計を受注した。発注者は同国公共事業道路省。予備費を含む契約金額は約44億円。設計期間は2023年3月まで。道路の完成は26年末を予定している。
 業務件名は「ラグナ湖畔道路詳細設計業務」。道路はマニラ首都圏南部にあるラグナ湖の湖上に建設する。総延長約37・8キロのうち、橋梁部は約21・1キロ、土工部は約16・8キロ。アジア開発銀行(ADB)がプロポーザルを公示し、建設技研インターナショナルJVが選定された。JVは主に橋梁部の設計を担当する。
 計画している道路と並行する既存の道路「AH26号線」は慢性的に渋滞が発生している。湖畔の道路の完成によって渋滞緩和による経済効果や、二酸化炭素(CO2)排出量削減への寄与などが期待される。計画道路南側の土工部は、南西部地域に多発する洪水を緩和させる堤防としての機能も期待される。
 ラグナ湖は沿岸延長約220キロ、湖面積約900平方キロと、琵琶湖の約1・3倍の面積を持つ。



source https://www.decn.co.jp/?p=144266

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