三井住友建設が施工した徳島県阿波市にある徳島自動車道の別埜谷(べっそだに)橋が、国際コンクリート連合(fib)の審査員特別賞を受賞した。鉄筋など腐食する部材を使わない「超高耐久橋梁」を適用。高速道路橋として世界初という高い独自性が評価された。6月15日にノルウェーの首都オスロで開かれたfibコングレスで表彰を受けた。
別埜谷橋は土成IC~脇町IC間に位置し、2020年12月に完成した。超高耐久橋梁は、西日本高速道路会社と共同開発。鉄筋やPC鋼材などを使用せず、高強度繊維補強コンクリートなどを用いて腐食劣化の可能性を排除した。構造物の耐久性を向上し、将来の維持管理の負荷低減を図れる。
fibコングレスは4年に1回開催しており、独自性を認めた構造物に「審査員特別賞(Exceptional Recognition prize)」を授与している。
source https://www.decn.co.jp/?p=144081
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