◇竹中工務店が施工 東急らで組織する「渋谷二丁目17地区市街地再開発組合」は、2024年5月末に竣工を予定する再開発施設の名称を「渋谷アクシュ」(SHIBUYA AXSH)に決めた。オフィスや店舗などが入居する延べ約4・4万平方メートルを整備。渋谷と青山の両エリアをつなぐ場所に立地し、人と人とが活発に交流しあう施設にするとの思いを込めた。施工は竹中工務店が担当。24年度上期の開業を目指す。 再開発の計画地は渋谷2の100、敷地面積は約3460平方メートル。東急や東宝ら民間企業6社で構成する再開発組合が施行する。青山通りと明治通り、宮益坂に囲まれたエリアに位置し、施設は地下4階地上23階建て延べ約4万4500平方メートルの規模を見込む。高さは約120メートル。設計は東急設計コンサルタント・三菱地所設計・パシフィックコンサルタンツJVが担当している。 高層部のファサードは渋谷駅東口エリアと再開発施設とのネットワークをデザインに落とし込んだ。施設名はアルファベット表記した青山の頭文字「A」、渋谷の「SH」が「クロス(X)する」という意味から命名。脱炭素への貢献として省エネルギー対策を積極的に実施し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyの認証も2月24日付で取得した。
渋谷アクシュの外観イメージ(報道発表資料から) source https://www.decn.co.jp/
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