東京・千代田区は5日、外神田一丁目南部地区の都市計画案をまとめた。区域内はA、B両地区に分かれ、A地区(約0・9ヘクタール)では容積率の最高限度を1850%、高さの最高限度は170メートルに設定。超高層ビルの建設を可能にする。ビルの低層部には秋葉原エリアの文化を生かしたにぎわい施設を整備する方針も盛り込んだ。都市計画は7月ころの決定(区決定)を目指す。 同日都市計画案の縦覧を開始した。景観・都市計画課で19日まで一般の意見を受け付けている。 同地区の所在地は外神田1(区域面積約1・9ヘクタール)。JR秋葉原駅から中央通りを挟んで西側に位置し、神田川に接する。再開発準備組合が第一種市街地再開発事業の施行を目指して活動している。 都市計画案は対象区域のうち、国道17号を挟んで北側をA地区、南側はB地区と区分。B地区(約0・9ヘクタール)は容積率の最高限度を360%、高さの最高限度は50メートルとする。建築物にはにぎわい形成につながる機能や宿泊施設を導入。神田川に接する立地を生かし、親水広場や船着き場、護岸なども整備するとした。 再開発準備組合の計画によるとA地区には延べ約10万2700平方メートル、高さ約170メートルの再開発ビルを建てる。B地区の施設規模は約1万3250平方メートルを予定。準備組合には事業協力者として野村不動産が参画している。コンサルタントは日建設計と都市設計連合が務めている。
source https://www.decn.co.jp/
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