徳洲会グループの徳洲会体操クラブは５日、神奈川県鎌倉市に複合体育施設「徳洲会ジムナスティクスアリーナ（仮称）」を建設すると発表した。施設は３階建てで延べ５３００平方メートルを見込む。設計はＤＥＳＩＧＮＳＨＩＰ、施工は坪井工業が担当する。竣工は２０２４年秋を予定する。
建設地は深沢地域。１階に室内陸上トラックや選手専用の食堂などを完備する。２階は同体操クラブの練習場で、最新の体操器具を導入する。床フロアを２面確保するなど男子の専用体育館としては国内最大級となる見通し。同じ階には子どもたちが通える体操クラブも併設。同体操クラブの選手を見ながら練習できる。
３階は地域に開かれた施設として、メディカルフィットネスクラブを新設する。近隣の湘南鎌倉総合病院とも連携し、健康増進に貢献する。
同体操クラブの米田功監督は「世界を魅了する最強で最高のチームを目指す」とコメント。深沢地域や会員、医療従事者らに「夢や感動、活力を与えられるように頑張る」と力を込めた。
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